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ホンダ、スタイリッシュな外観のスクーター「PCX」「PCX150」を全面改良
11日、ホンダはスクーター「PCX」と「PCX150」をフルモデルチェンジし、PCXを24日から、PCX150は5月16日から発売すると発表した。
両モデルのスタイリングはともに、ヘッドライト・テールランプ・ウインカーランプ・ライセンスランプの全灯火器にLEDを採用。新設計のフロント・リアカウルを用いるなど、スタイリッシュで高級感のある外観を意識している。
エンジンは耐久性・静粛性・燃費性能に配慮したスクーター用グローバルエンジン「eSP(イーエスピー)」の一部を改良し、低・中速域の力強いトルク特性とすることで、両モデルともに燃費性能を向上させた。なお、停車時の燃料消費・騒音・排出ガスを抑止するアイドリングストップシステムは、従来から引き続いて搭載している。
車体・足回りは従来と同様に大径14インチタイヤを前後に採用。リアタイヤには新たに、転がり抵抗を軽減する低燃費タイヤを採用して燃費性能の向上図った。
シートはバックレスト一体型とし、ライディングポジションの自由度を高める形状としながら、良好な足着き性を確保している。また、燃料タンク容量を従来モデルの5.9ℓから8.0ℓに増やすことで、給油の頻度を低減すると同時に航続距離を高めるなど、使い勝手の向上にも配慮した。
年間の計画販売台数はPCXが1万7,000台でPCX150が3,500台。価格はPCXが32万9,400円、PCX150が36万7,205円。(記事:松平智敬・記事一覧を見る)
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