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景気のよいときは陽性の調整、悪いときは陰性=犬丸正寛の相場格言
記事提供元:日本インタビュ新聞社
若く体力のある時は2、3日もあれば疲れがとれるのと同じように景気・企業々績の堅調な時の相場調整は大きくは下げてもじめじめしたものではなく陽性です。[写真拡大]
若く体力のある時は2、3日もあれば疲れがとれるのと同じように景気・企業々績の堅調な時の相場調整は大きくは下げてもじめじめしたものではなく陽性です。ところが、バブル崩壊後のデフレ下では底なし沼のように陰湿ともいえる調整が続きました。
安倍政権に代わって景気・企業々績は堅調でたとえば日経平均1株利益は2012~13年の500~600円程度から足元では1020円前後の高水準です。代表的な投資戦法の『ナンピン買い』で言うと、陰性的調整では避けるべきですが、業績堅調を背景とした陽性的調整の局面では有効といえます。
とくに、大きく下げたときの相場では買いコストを引き下げる効果があります。2014年3月期に続いて2015年3月期も企業々績の堅調が予想されますので中期投資には今回の調整は好買い場といえるでしょう。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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