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ゲーマーの攻撃性はゲーム体験によるものであり、コンテンツが原因なのではない
eggy 曰く、 World of WarcraftやGrand Theft Autoに代表されるビデオゲームは、残虐的な映像や暴力的なストーリーでプレイヤーの攻撃性を増幅していると批判されている。だが、ゲームプレイ中のプレイヤーの精神状態に焦点をおいた新たな研究によれば、ゲームの攻略に失敗したり、ゲームをうまくコントロールできないといったゲーム中の体験が、プレイヤーの苛立ちや攻撃的な行動に関係しているとのこと(ロチェスター大学、slashdot)。
およそ600人の大学生が参加した実験の一つでは、学部生に25秒間冷水に手を浸けさせた後、ランダムに割り振られた難易度のテトリスをプレイさせた。プレイの後に、次の被験者グループが冷水に手を浸ける時間を設定させたところ、難易度の高いテトリスをプレイした人達は、簡単なレベルでプレイした人達に比べて、平均して10秒も長い時間を設定したとのこと。
このような実験を通して、ゲームのストーリーや映像ではなく、ゲームコントロールにおける力量不足や、ゲームを攻略するにあたって感じた難易度の壁が、プレイヤーの苛立ちに繋がっていることが分かったとのこと。つまり、人はエゴが脅威に晒されるような体験をすると、他の人に対して攻撃的になるのだという。
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