英政府、Windows XPの有料サポートを550万ポンドで契約

2014年4月6日 17:29

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記事提供元:スラド

英国政府は4月8日でサポート期間の終了するMicrosoft製品について、セキュリティー更新プログラムの提供を受けることのできる12か月間のカスタムサポート契約を約550万ポンドでMicrosoftと結んだそうだ(Crown Commercial ServiceのニュースリリースCustom SupportComputer Weeklyの記事本家/.)。

カスタムサポートの対象となるのはWindows XP SP3/Office 2003 SP3/Exchange Server 2003 SP2。政府機関および地方行政機関、教育機関、国民健康サービス(NHS)の使用するパソコンで「緊急」および「重要」とされる更新プログラムを2015年4月14日まで利用できるという。対象となるパソコンが250台以上の場合はMicrosoft Premierを通じてサービスを利用する。250台未満の場合の利用方法については確認中とのこと。契約を担当した英政府機関のCrown Commercial Service(CCS)によれば、今回の契約内容では標準的な価格よりも2,000万ポンド以上の節約になることが見込まれるとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | 英国 | セキュリティ | マイクロソフト | Windows | お金

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