携帯各社、「エリアメール」「緊急速報メール」でミサイル発射情報などを発信

2014年3月31日 14:43

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「国民保護に関する情報」のメール例(日本に向けてミサイルが発射され、上空から落下物が見込まれる場合)

「国民保護に関する情報」のメール例(日本に向けてミサイルが発射され、上空から落下物が見込まれる場合)[写真拡大]

 NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイルの携帯各社は、ドコモの「エリアメール」と、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクの「緊急速報メール」で、4月1日以降、国民保護に関する情報の配信を発信することを発表した。サービスは無料で利用できる。

 「エリアメール」、「緊急速報メール」は、緊急時の携帯電話向け一斉メッセージ配信サービス。回線の輻輳の影響を受けにくい方式で一斉配信することが可能になっている。

 これまでは「エリアメール」、「緊急速報メール」では、気象庁が発表する地震や津波などの緊急情報や、各自治体からの「災害・避難情報」のみを配信していた。

 4月1日以降は、これらに加え、総務省消防庁が「全国瞬時情報システム(Jアラート)」向けに配信する国民保護に関する情報を提供する。提供されるようになるのは、弾道ミサイルの発射や、武力攻撃から身や財産を守るための情報、武力攻撃に関連する避難、救援、災害復旧等の情報などとなっている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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