トヨタ、レンタリース店のレンタカークラスを改定 HVの車種を拡充

2014年3月25日 20:29

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 24日、トヨタは全国のトヨタレンタリース店のレンタカークラスを、4月1日より改定すると発表した。

 一般的にレンタカーのクラス分けは排気量やグレードのほか、車両の用途や乗車人数等を基準に決められていることが多い。これに対して今回の改定は、同社の多彩なハイブリッド車バリエーションに合わせ、ハイブリッドクラス(HVクラス)の車種拡充を図っている。

 また同時に、業界初となるミニバン・ワゴンのハイブリッド車で構成する「ハイブリッドミニバン・ワゴンクラス(HWクラス)」を新設した。これらにより、「レンタカーもハイブリッドはトヨタ」というイメージの浸透を狙う。

 また、自動車本来の走る楽しさをレンタカーでも気軽に体感できるように、新たにスポーツクラス(SPクラス)を設定する。レンタカーでスポーツタイプの自動車を体験するユーザーが増加することで、嗜好需要の掘り起こしを図るのが狙いというわけだ。

 レンタカークラスの改定は、トヨタレンタリースは全国の運営会社63社、店舗約1200店すべてにおいて一斉におこわれる。(記事:松平智敬・記事一覧を見る

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