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「Facebook」登録者最多も、利用頻度は「LINE」を下回る
SNS二強ともいえる、「Facebook」「LINE」ユーザーの利用実態調査が14日までに行われた[写真拡大]
SNS二強ともいえる、「Facebook」「LINE」ユーザーの利用実態調査が14日までに行われた。調査は、NTTコムリサーチが全国の10代~50代以上のインターネットユーザー1,086人を対象に行ったもの。男女比は男性が53.6%、女性46.4%。年代比は10代1.9%、20代27.6%、30代21.4%、40代17.2%、50代以上31.9%。
各 SNS における登録者数は、「Facebook」が41.8%と最多、次いで「LINE」37.8%、「Twitter」34.3%、「mixi」27.8%となった。これまで SNS に登録したことのない人は26.9%。以前登録していたものの現在は未登録と回答した人は3.9%。
SNS ユーザー登録経験者794人に直近3か月間で使用したSNSを尋ねたところ、「LINE」50.9%、「Facebook」50.5%と僅差に。次いで、「Twitter」38.8%、「mixi」25.2%という結果になった。一方、利用頻度が最も高いSNSは、「LINE」が34.8%で最も多く、「Facebook」28.5%となっている。「Twitter」21.1%、「mixi」8.6%となった。
登録者数は「Facebook」が最多にも関わらず、実際の利用頻度では「LINE」が上回っていることから、「Facebook」は「登録したものの使用しない」ユーザーがある程度いるのではないかと推測される。
その理由の一つとして、「LINE」は、「Facebook」と比較して、よりクローズドのコミュニケーションツールであるためではないだろうか。
インターネットコムと goo リサーチが行った別の調査によれば、SNSを利用する理由で最も多かったものは、「多くの友達/知人が使っているから」が42.0%。「連絡を取りたい友達/知人が使っているから」が34.1%。一方、新たな人との出会いを求めて「交友関係を拡げられそうだから」と答えた人は14.9%にとどまった。新たな出会いを求めるサービスよりも、既存のコミュニケーションを円滑化するためにSNSを利用する人が多いことが「LINE」の人気の一翼を担っているのかもしれない。
「LINE」は2011年にサービスを開始して以来驚異的なユーザー数の増加を示している。2013年6月には2億人を突破、同年1月には3億人。1年中には5億人ユーザーを目標としている。今後はさらなる快進撃が見られるか。(編集担当:堺不二子)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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