(中国)空気清浄機は空前の活況に、パナなどの値上げに不満の声も

2014年3月14日 11:13

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記事提供元:フィスコ


*11:13JST (中国)空気清浄機は空前の活況に、パナなどの値上げに不満の声も
健康志向の高まりや大気汚染の深刻化を受け、空気清浄機が空前の活況に沸いている。中でもパナソニック<6752>やフィリップスなど海外有名ブランドに対する需要が高まっているため、国産品を1000元(約1万6000円)上回る水準で販売されている。また、大手量販店では、パナソニックなどの空気清浄機の販売価格を昨年9月から2割以上引き上げており、消費者から不満の声も浮上している。

業界専門家は、空気清浄機の生産コストは数百元程度にとどまると指摘。外国製品の販売価格は2000元以上に設定されており、利益を過大に搾取している可能性があるとの見方を示した。また、メーカー側が表示している微小粒子状物質(PM2.5)やホルムアルデヒドの除去率について、一部は過大表示している可能性があると警告した。《ZN》

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