NY原油:続伸で103.31ドル、米在庫減少予想による需要増加期待が根強い

2014年2月20日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY原油:続伸で103.31ドル、米在庫減少予想による需要増加期待が根強い

NY原油は続伸(NYMEX原油3月限終値:103.31 ↑0.88)。この日発表された米国の1月住宅着工件数が大幅に減少したことを受けて、景気減速懸念による需要後退の思惑から、寄り後に一時売りが先行し、安値102.40ドルまで下落。

しかしながら、日本時間21日午前1時に予定される米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)発表を控え、留出油(暖房油やディーゼル油など)や、原油の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫減少予想から、需要増加期待が根強いほか、ベネズエラの反政府デモ継続による供給への懸念もみられ、買いを再開。103ドル台に上昇し、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月28-29日開催分)の発表後も買いが続き、高値103.47ドルをつけた。《KO》

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