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KISSをド派手なステージ演出で有名にした舞台監督が死去
KISSの1976年から82年までのプロダクション・マネージャーを務め、煙や血しぶき、派手なパイロ仕掛けなどのステージ演出を監督したケン・アンダーソンが、亡くなっていたことがハリウッド・リポーターの報道により明らかになった。75歳だった。
癌だったアンダーソンは12月15日にフロリダ州ハランデルビーチの自宅で息を引き取っていたものの、家族は先週まで公表を控えていた。
KISSを発掘し初代マネージャーを務めたビル・オーコインのオーコイン・マネージメントにて、制作部長を担ったアンダーソン。彼の指揮するステージは、メイク、火吹き、稲妻、宙に浮くドラム・セット、トラップドア、紙吹雪、ステージ上で吊り上げられるメンバー、ギターが煙を吐き、ロケットが天井に向けて発射されるなど、派手で豪華で驚きの連続だった。このステージ演出がKISSを一躍有名にするきっかけとなったのだ。
自身のウェブサイトで彼らは、「アンダーソンは俺たちのために全力を尽くしてくれ、彼の手腕はあの頃のステージを見た誰しもが分かるだろう」と述べている。
1938年生まれのアンダーソンはボストン大学卒業後、テレビ局WGBHの照明ディレクター、同局のディレクターなどを経て、ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』や『オー!カルカッタ』のステージ制作などに転身。1976年にKISSのショーの制作監督に起用された。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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