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カウンティング・クロウズ、デジタル使用料訴訟にようやく参戦
「ミスター・ジョーンズ」、「ラウンド・ヒア」などのヒット曲を持つカウンティング・クロウズが1月14日、ユニバーサル ミュージック・グループ(UMG)のデジタル収益に不正があるとして訴訟を起こした。ハリウッド・リポーターが伝えている。
同バンドはiTunesなどでのダウンロード収益について、UMGは販売ではなくライセンス使用として扱うべきだとしている。この2つのロイヤリティの違いは大きい。ライセンス使用料だと50%だが、従来通りの販売の扱いだと15%にすぎないのだ。カウンティング・クロウズはダウンロード曲と着信音における正当なライセンス料の支払いを求めている。
これまでにもエミネムやケニー・ロジャース、ロブ・ゾンビ、リック・ジェームス、ピーター・フランプトン、ジョージ・クリントンなど、数々のアーティストがすでに同様の訴訟を起こしているが、カウンティング・クロウズが求めているのはデジタル収入だけではない。UMGの会計帳簿を監査した審査官によると、100万ドル(約1億円)以上の支払い不足があるとされる。この計算には免税グッズ、納税、広告料などのほか、183,625ドル(約1,930万円)の興行収入も含まれるという。
訴状によると、UMGは自らの巨額の利益を維持するために第三者業者との契約書をドラフトの時点で販売契約にカモフラージュしようとしたとも主張している。UMG側はコメントを差し控えている。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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