パナソニック:米・Mozillaと次世代スマートテレビ向け「Firefox OS」開発で協業

2014年1月7日 16:56

印刷

記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【1月7日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 パナソニック(東・名:6752)は7日、次世代スマートテレビの実現に向けた新たな「Firefox OS」の開発推進において、米・Mozilla Corporationと包括的なパートナーシップを締結したと発表した。

 両社が開発推進するプラットフォームは、すでにパソコンやスマートフォンの世界で普及拡大しているHTML5やWeb技術を用いて、現在のスマートテレビをよりオープン化する。個々のユーザーが、それぞれの利用シーンに合わせてインターネットや放送、家庭内外のさまざまな機器から映像コンテンツや情報、サービスを簡単に引き出し、楽しみ、利用することを可能にすることを目指す。

 このプラットフォームでは、次世代スマートテレビ(ハードウェア)を、HTML5で制御することで、ハードウェアとネットワーク上のコンテンツの連携を一つのアプリケーションで容易に記述できるようになる。そのため、アプリケーション開発者は、インターネットや放送のコンテンツを利用し、従来にない新しいアプリケーションやサービスを、より自由に開発できるようになるという。

 今後、パナソニックは、同プラットフォームを採用した次世代スマートテレビを商品化する予定。さらに、両社は同プラットフォームの普及活動や、Webを活用したオープンエコシステム活性化にも取り組んでいくとしている。【了】

■関連記事
トヨタグループ3社がカンボジアにトータルカーサービスの直営店を設立、ホンダがブラジルで新四輪車工場を建設、パナソニックが半導体事業を大幅に縮小との報道にコメント、グリーがモンスターハンター」シリーズの新作をサービス開始=28日の注目銘柄
パナソニック:半導体事業を大幅に縮小との報道に「現在決定した事実はありません 」とコメント
パナソニックが黒字転換、ソニーが下方修正、スタートTとアドウェイズは好決算、ユナイテッドが赤字縮小=1日の注目銘柄

※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

関連記事