コン・ユ主演映画『容疑者』、公開初日で観客33万人動員

2013年12月26日 20:52

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コン・ユのアクション初挑戦作ということで話題を集めている映画『容疑者』が、公開初日に33万3,813人を動員し、熱い興行旋風を巻き起こしている。

コン・ユのアクション初挑戦作ということで話題を集めている映画『容疑者』が、公開初日に33万3,813人を動員し、熱い興行旋風を巻き起こしている。[写真拡大]

 ウォン・シニョン監督の新作であり、コン・ユのアクション初挑戦作ということで話題を集めている映画『容疑者』(提供:ショーボックス㈱メディアフレックス / 制作:㈱グリーンフィッシュ)が、公開初日の12月24日に全国で観客33万3,813人(映画振興委員会統合ネットワーク基準)を動員し、韓国アクション映画の最高興行作である『ベルリンファイル』のオープニングスコアを抜いて12月の韓国映画市場に熱い興行旋風を巻き起こしている。

 『容疑者』は警察のターゲットとなりながらも自分の家族を殺した犯人を追う最精鋭特殊要員チ・ドンチョルのストーリーを描いたリアルアクション映画。

 アクション初挑戦のコン・ユの変身ぶりや格闘技、スピード感あふれるカーチェイス、危険なロッククライミング、高さ18メートルからの漢江落下シーンなど、これまでの韓国映画にはなかった極限のリアルアクションで爆発的な人気を呼び、公開初日に全国で観客33万3,813人を動員した。

 これは、熱い口コミで長期興行を見せている『アバウト・タイム』とピーター・ジャクソン監督のシリーズ作『ホビット スマウグの荒らし場』に圧倒的な差をつけて追い抜いただけでなく、今年観客1,280万人を動員した『7番房の奇跡』の初日スコアである15万2,808人、観客550万人以上を動員した『かくれんぼう』(293,917人)、『ザ・テロライブ』(215,807人)など、2013年の韓国興行作品のオープニングスコアをすべて抜き、12月公開映画の最高期待作として熱い注目を浴びている。

 さらに、今年の初めに観客716万人を動員した韓国アクション映画の最高興行作『ベルリンファイル』の初日スコアである27万3,644人も追い抜き、今年の韓国映画観客数2億人突破および今年冬の韓国映画市場をさらに広げるきっかけを作った。

 女性観客による高い前売り率と、冬休みを迎えた10・20代の観客による圧倒的な前売り率を記録している同作は、時間を追うごとに前売り数が上昇しており、今後の興行の勢いが注目される。

 また、同作は歴代アクション映画の中で最も高い評点を記録し、熱い口コミを呼んでいる。

 映画を観た観客たちは、「新たなコン・ユが見られる作品! 韓国でもこんなアクションができるんだということに驚いた!」(Naver blue)、「映画を観ながら感嘆詞を数十回連発した! 絶対劇場で観るべき映画!」(Naver ran0)、「超お薦め! アクション、ストーリー、撮影、演技のどれをとっても最高の作品!」(Naver khel)、「今年最後の観客1千万人を飾るにふさわしい作品!」(Naver dong)、「寒い冬を熱くしてくれる最高のアクション映画!」(Naver rkdx)、「俳優たちの名演技! 緊張感あふれるリアルな追撃シーン! 強力推薦!」(Naver wlsw)、「無駄のないストーリーとアクション、そして濃いメッセージ! 細部まで凝った演出と俳優たちの完璧な演技が作品に緊張感を加えている!」(Naver apr5)、「一瞬も目が離せない面白さ! 文字通り超スピードリアルアクション映画だ! 」(Naver acto)、「韓国アクション映画を締めくくる作品! 『セブンデイズ』を演出した監督の演出力が引き立つ!」(Naver elec)、「ストーリーとアクション、演出力のすべてがしっかりしている作品! 久しぶりによくできた映画を観た!」(Naver alom)など、熱い好評を寄せている。

 こうした観客たちの好評で公開初日に圧倒的なオープニングスコアを記録した同作は、クリスマスを迎えた恋人や友だち同士などの観客をさらに劇場に呼び寄せると見られ、今後さらに熱い興行が予想させる。

 全国466万人を動員した映画『るつぼ』以来2年ぶりのコン・ユのカムバック、想像の限界を越えるリアルアクション、そこにパク・ヒスン、チョ・ソンハ、ユ・ダインら実力派俳優たちの名演技と前作『セブンデイズ』で好評を博したウォン・シニョン監督の演出力が加わった映画『容疑者』は、今年冬の韓国映画界に爆発的な興行旋風を巻き起こすだろう。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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