フィルム状のマグネシウムを使った新型マグネシウム電池が開発される

2013年12月25日 06:00

印刷

記事提供元:スラド

 東京工業大学の矢部孝教授ら研究チームが、マグネシウムを使った電池の開発およびこれを使った電気自動車の走行試験に成功したという(日経新聞)。

 開発されたのは、マグネシウムと塩水を使った電池。充電はできない一次電池だが、長期間の発電が可能という。仕組みとしては、フィルム上のマグネシウムをロール上に巻、それを少しずつ送り出して塩水と反応させる、というものだそうだ。

 電池モジュール1個分のサイズは34×17×2cmで800gだという。これを40個乗せて560Wの電源として電気自動車の走行に利用したという。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | 電力

 関連ストーリー:
真水と塩水からエネルギーを生む装置 2013年12月06日
トヨタ、2015年に燃料電池車を販売予定 2013年11月25日
尿から動力を得るロボット「EcoBot」 2013年11月11日
画期的なマグネシウム合金の射出成形技術 2004年04月05日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事