朝の習慣を変えると1日が変わる!

2013年12月14日 17:13

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 1日を正しく始めることはみなさんが考えるより大切なことかもしれません。

 その理由のひとつは、そのはじめ方によって来るべき仕事のあいだの調子が決まってしまうからです。もう一つの理由は、職場に足を踏み入れる前はほとんど邪魔が入らないことから、朝の習慣は安定して守りやすいからです。

 それでは、ここで、朝のルーチン(日課)を正しく作用させて1日の生産性を高める方法をいくつかご紹介します。

■運動と朝食のための時間をとる
 コーヒーと通勤のためだけに1日の始まりの時間を無駄にしている人が非常に多くいます。低脂肪で高たんぱくの朝食を食べたあと、たとえ15分でもよい運動(自宅のある区画を速歩きして一周する)をすると、その後、最高で12時間まで気分と生産性が向上することがわかっています。

■ラッシュアワーに先んじる
 朝から長時間交通渋滞に巻き込まれると、オフィスに着いた時には疲れてストレスでいらいらしているのは確実です。ですから、朝ちょっとだけ早く家を出て朝のラッシュに先んじることを検討してみましょう。通勤時間は短くなり、使用燃料も減り、ずっとよい気分で職場に着くことができるはずです。

■静かな時間を過ごす
 他の人より早く出勤したら何をしますか。ここであらゆる分野のトップ・パフォーマーたちが数十年間使ってきたアイデアをご紹介します。

 それは、電話もメールもインターネットも、その他邪魔になるものはすべて排除して、1時間過ごすことです。そしてその時間を自分がもっとも重要だと考えるプロフェッショナルの目標に向かって進歩するために利用するのです。何物にも邪魔されないとき、60分間で何ができるか、本当に驚くはずです。

■一度にすべてを始めてしまわない
 同様に、仕事を開始してから最初の30分間は、電話対応や会議、メール処理に取りかからないようにしたほうがいいでしょう。さもなければ、圧倒される思いがして平常心をなくしてしまい、おそらくその日の優先事項を忘れてしまうでしょう。落ち着くために数分とる分にはまったく問題ありません。

 毎朝のルーチンを変えようとすると、概して適応するのに短期間ですが時間がかかります。しかし、毎日をより生産性に過ごすことができる新しい習慣を確立するためには、それだけの甲斐があるのです。かならずこれらの方法を試してみてください。そして生活とキャリアにどのような変化があったか教えてください!

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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