【経営者の言葉】アスカネットの福田幸雄社長

2013年12月14日 07:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

アスカネット<2438>(東マ・売買尾単位100株)は、新しい画像・映像表現により市場を創造することを目的に、「エアリアルイメージング」事業を2011年3月から手がけている。マーケットでの注目と期待は非常に高い。

アスカネット<2438>(東マ・売買尾単位100株)は、新しい画像・映像表現により市場を創造することを目的に、「エアリアルイメージング」事業を2011年3月から手がけている。マーケットでの注目と期待は非常に高い。[写真拡大]

■エアリアルイメージング事業は来年が「勝負の年です」

  アスカネット <2438> (東マ)は、新しい画像・映像表現により市場を創造することを目的に、「エアリアルイメージング」事業を2011年3月から手がけている。マーケットでの注目と期待は非常に高い。

  福田幸雄社長は、「試作品の販売を進めるとともに10月には展示会CEATECに出展しセンサーとの組み合わせなどで具体的な活用シーンを提案し、キーテクノロジー部門準グンプリを受賞しました。また、アラブ首長国連邦ドバイ初のスーパーカーに当社のエアリアルイメージング(AI)プレートが採用されたことなどで各方面から多くの問い合わせや引合いを頂いています」と日々、AIに対する知名度は高まっている。

  さらに、社長は「生産面については従来と比べ低価格での増産が可能となりましたが、さらに、低価格と大量生産を可能にする本格量産技術の確立に向け積極的に取組んでいます。とくに、来年はエアリアルイメージング事業の勝負の年にしたいと思っています」と意気込みを語っている。

 一般的に新製品の場合、売り先拡大がポイントなるものだが、エアリアルイメージングプレートについては、多方面からの問い合わせや引合いが活発で売り先の確保よりも、本格量産技術の確立がカギとなりそう。

  足元の業績はメモリアルデザインサービス事業(遺影写真関係)及びパーソナルパブリッシングサービス事業(プロ写真向けや個人写真など)とも堅調で、今3月期は7.7%増収、営業利益4.5%増益、1株利益101.0円の見通し。配当は1円増配の年30円の予定。株価は今年の高値は9200円(11月)、安値645円(1月)で、足元では高値と安値の中間値(4920円)を大きく上回る7400円前後にある。来年は新事業を手がかりに1万円相場での活躍が予想されるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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