プログラミング言語間の相互運用性を高める取り組み

2013年12月6日 15:24

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 近年では目的に応じてさまざまなプログラミングが使われるようになっている。そのような状況の下、異なる言語間での相互運用性を高める取り組みが注目されているようだ(本家/.)。

 複数の言語を組み合わせてアプリケーションを作るというのは最近では珍しくないが、その場合、「親」となっているプログラムから「子」となっているプログラムをサブルーチンとして呼び出す、という形が一般的だ。しかし、たとえばC++とJavaの組み合わせのように、言語の組み合わせによってはさまざまな障害があり、これが難しい場合がある。

 ACM Queueに掲載されている元ネタの論文では、障害の一例としてオブジェクトモデルの違い、メモリモデルの違い、例外処理やエラー処理の違い、ミュータビリティや「副作用」の有無などが挙げられているのだが、残念ながらそれらへの汎用的案対処法は明確には示されていない(個々の障害への対策法は示されているが)。

 長らくソフトウェア開発においてはコードの再利用性や保守性などを高める手法が注目されていたが、今後はほかのプログラミング言語と組み合わせて使うための手法などが注目・開発されるのかもしれない。

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