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【NY午前外為概況】ECBの追加緩和観測が後退しユーロ反発&米QE縮小観測でリスクオフ
記事提供元:フィスコ
*02:39JST 【NY午前外為概況】ECBの追加緩和観測が後退しユーロ反発&米QE縮小観測でリスクオフ
5日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、102円32銭まで上昇後、101円62銭へ反落した。良好な米国7-9月期国内総生産(GDP)改定値、雇用指標を好感したドル買いがいったん強まったが、米連邦準備制度理事会(FRB)が資産購入を縮小するとの警戒感が株安につながりリスク回避の円買いが加速した。_NEW_LINE_
ユーロ・ドルは、1.3543ドルへ下落後、1.3674ドルへ反発。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で政策金利を過去最低の0.25%で据え置くことを決定したが、理事会後の会見でドラギ総裁がインフレの下方リスクが長期化する可能性を指摘、成長リスクが依然下方であることを明らかにしたほか、フォワードガイダンス「ECBは長期にわたり低金利を維持する可能性」を維持したため一時ユーロ売りが強まった。しかし、「経済は緩やかに回復」との文言で追加緩和観測が後退しユーロの買い戻しに拍車をかけた。_NEW_LINE_
ポンド・ドルは、1.6357ドルから1.6301ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9050フランへ上昇後、0.8970フランへ反落した。_NEW_LINE_
[経済指標」・米・先週分新規失業保険申請件数:29.8万件(予想:32.0万件、前回:32.1万件←31.6万件)_NEW_LINE__・米・7-9月期GDP改定値:前期比年率+3.6%(予想:+3.1%、速報値:+2.8%)_NEW_LINE__・米・11月製造業受注指数:前月比-0.9%(予想:-1.0%、10月:+1.8%←+1.7%)_NEW_LINE__《KY》
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