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2013年、Googleに対する著作権物に対するリンク削除要求が倍増
taraiok 曰く、 Googleの透明性レポートによると、「著作物へのリンク」を含むページに対する、Google検索結果からの削除要求が増加しているという。たとえば、2013年11月18日の週では約650万の削除依頼を受けたそうだ。これに対しGoogleは、リクエストの97%に対して削除処理を行ったとしている(TorrentFreak、MOTHERBOARD、透明性レポート、本家/.)。
削除要求の一例としては、出版社であるランダムハウスによる、スティーヴン・キング氏の小説「Carrie」を無断配布しているサイトに関する削除依頼が挙げられている。Googleは要求された著作権侵害リンク4個のうち3個については削除を行ったものの、残りの1個については削除を行わなかったという。その最後の1個はかつて著作権侵害の巣窟として悪評が高かった「Megaupload」の運営者であるキム・ドットコム氏が運営しているアップローダー「Mega.co.nz」だった。「リンクが海賊版につながっていたとしても、そのホームページからそのファイルにアクセスできるとは限らない」として、削除を行わなかったそうだ。
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