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“最新鋭過ぎて”米軍が沈めた旧日本軍の潜水艦、ハワイ沖で発見
米ハワイ大の海洋調査研究所は2日、旧日本軍の潜水艦「伊400型」を、オアフ島沖の海底(水深約700m)で発見したと発表した。
潜水艦の全長は約122mで、原子力潜水艦が建造されるまでは世界最大級だった。給油をせずに地球を1周半できる能力があり、爆弾を搭載できる水上機3機を格納できたようだ。しかし結局、米本土への攻撃には使われず、第2次世界大戦の終結直後に米軍が押収。1946年、旧ソ連に技術が渡るのを警戒し、破壊して沈められた。
研究所によると、8月1日に発見していたものの、米国防省や日本政府への通知を完了してから公表したとのこと。
【現代にも通じる革命的な潜水艦】
CNNによると、米海洋大気局(NOAA)の専門家は、同艦の設計は、対艦攻撃に使われていた潜水艦の用途を一変させるものだったと語っているという。同氏は、戦後の潜水艦は、この方向で実験と設計の変更が行われ、核の時代の弾道ミサイル発射能力を持った米軍潜水艦に行き着いた、と語っている。
【長年の調査で発見に至る】
ニューヨーク・タイムズ紙によると、発見したパイロットのテリー・カービー氏は、米政府の歳出削減の影響もある中、他の調査の合間を縫って、約20年間、潜水艦が沈んでいる可能性のある場所にあたりをつけていたという。
その甲斐あってか、8月1日、ついに発見に至った。ただ、予想していた地点から離れた場所だったため、手放しで喜んだわけではなかったという。
また同紙は、今のところ潜水艦を引き上げる手段はないと報じている。NOAAの専門家は、今回の発見は「考古学的」であり、海底という世界最高の博物館のカタログに追加しただけ、と控えめに語っている。
【海外ネットユーザーの反応とは】
これを報じる英デイリー・メール紙やハフィントン・ポスト(米国版)の記事には、下記のようなコメントが寄せられている。
・興味深い。当時の日本軍は本気でパナマ運河を攻撃しようとしてたんだな
・大きければいいとは限らない
・↑戦艦「大和」の例もあるしね
・遅すぎたって問題もあったらしい
・“発見した”ってアホか。米軍が沈めたんだから、場所はわかってたんだろ?
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※この記事はNewSphereより提供を受けて配信しています。
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