ホンダ:ブラジルで新四輪車工場を建設し生産能力を2倍に拡大、稼働開始は2015年、総投資額は430億円

2013年11月27日 18:54

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【11月27日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ホンダ(東:7267)は27日、ブラジルにおける四輪車の生産販売子会社であるホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ(以下「HAB」)が、サンパウロ州に建設される新四輪車工場の着工を開始したと発表した。新工場の稼働開始は2015年を予定する。投資額は約10億レアル(約430億円、 1レアル=43円換算)で、年間生産能力は12万台、従業員数は約2000名となる。

 稼働開始時は、新型「フィット」を生産、その後もグローバルで需要が高い「フィット」クラスの小型車で生産機種の拡大をしていく予定。製造工程のショートプロセス化や塗装工程に最新技術を投入することで環境への取り組みを進めるほか、最適な自動化技術を投入することなどにより、高効率な生産体制を目指すという。


この新四輪車工場の稼働により、既存スマレ工場とあわせたHABの年間生産能力は、現在の12万台から24万台となる。南米現地開発強化のため、現在スマレ工場内に建設中の新四輪研究所は、年内に本格的な活動を開始する予定で、ブラジルの顧客のニーズをもとに開発された商品を提供していく。【了】


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