NTTデータ、米国のSAPコンサル会社を買収

2013年11月22日 13:54

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 NTTデータは22日、米ITサービス企業オプティマル・ソリューションズ・インテグレーション(Optimal Solutions Integration)を北米事業会社NTT DATAの完全子会社化することで合意したと発表した。

 オプティマルは北米で独SAPの製品に関する戦略策定、コンサルティング、評価、導入、カスタマイズ、維持管理独などを手掛ける。

 消費財、小売業、卸売・流通、鉱業、公共部門、製造業など多くの業界に大規模な顧客を持ち、2012年12月期の売上高は1億5,300万ドル(約154億円)、従業員は約950人。

 NTTデータはオプティマルの子会社化を通じて、北米市場でのSAP HANA、モバイル、アナリティクスなどのSAP関連製品の提供力を強化する狙い。

 また、オプティマルが持つインドのオフショア拠点などで、SAP関連システム開発体制を拡充し、より大規模な案件への対応力を強化するという。

 NTTデータによると、同社グループは、2012年度のSAP関連売上高が10億ドルを超えた。今回の子会社化完了後には、グループ内にSAP技術者7,500人を擁する体制となる予定。

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