【銘柄フラッシュ】日鐵住金物産やデータホライゾンが急伸し富士通は目立って高い

2013年11月14日 16:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  14日は、熊谷組 <1861> が本日からの信用規制の解除を好感して売買人気再燃となり6.3%高。朝発表の国内GDP(国内総生産)を材料に銀行、不動産株などが軒並み強くなり、三井住友フィナンシャルグループ <8316> は5月以来の高値を更新する場面があり大引けは0.2%安。グリー <3632> は昨日発表の四半期決算の大幅赤字を嫌い反落したものの、朝方の安値からは大きく戻して一時堅調に転換し大引けは2.3%安。富士通 <6702> は4.8%高となり戻り高値、ソニー <6758> は2.3%高となり3日続伸。フルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ4Kテレビ向け放送機器を材料視。

  KDDI <9433> は本日付で国内キャリアで初めて沖縄セルラーとともに全米約447都市で高速データ通信サービスLTEが利用可能になると発表し2日ぶりに高値を更新し5.3%高。セイノーホールディングス <9076> は昨日発表の四半期決算で業績予想を増額修正し15.5%ストップ高。

  データホライゾン <3628> (東マ)は後発医薬品の利用促進政策に期待とされて17.9%ストップ高。楽天 <4755> (JQS)は小反発の2.7%高。

  東証1部の値上がり率1位は日鐵住金物産 <9810> の26.8%ストップ高となり昨日発表の四半期決算で業績予想を増額修正し一気に2007年来の高値、2位は日立メディコ <6910> の22.3%ストップ高となり日立製作所 <6501> が1株1800円でTOBを発表したことを好感、3位はアゴーラ・ホスピタリティー・グループ <9704> の15.7%高となり昨日発表の四半期決算は営業・計上赤字が縮小したため大幅続伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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