NASAが地上と月探査機との間でレーザー通信による622Mbpsの通信に成功

2013年10月28日 16:17

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 NASAが月との双方向データ通信速度の新記録を樹立したとのこと(NASAの発表WIREDGigazine)。

 NASAは地球から約38万km離れた月の周回軌道を回る探査機「LADEE」と、米ニューメキシコ州の地上設備との間で実施されたレーザー通信実験で、622Mbpsという速度でのデータ受信に成功。また、20Mbpsでエラーなしでの地上から探査機へのデータ送信も成功したという。これらは過去の記録である300bpsを大幅に上回る記録とのこと。将来の高速・大容量のデータ通信への応用が期待されているとしている。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | ネットワーク | 宇宙 | NASA

 関連ストーリー:
NASAの無人探査機カッシーニ、土星の衛星タイタンでプラスチックの原料を発見 2013年10月03日
超光速通信の話題の顛末 2009年07月03日
世界初!低軌道とのレーザー通信に成功 2006年04月11日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事