オンラインゲームにおいても「ネットの声」と事実は異なる

2013年10月22日 11:56

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 人気ゲーム「Battle Field」シリーズを開発しているEA Digital Illusions CE(DICE)では、フィードバックのためオンラインプレイにおけるプレイヤー同士の対戦結果やプレイ内容などを測定・記録しているそうだ。しかし、そのデータと「インターネット上のユーザーの声」が食い違うことがあるという(GameIndustry InternationalChoke Point)。

 プレイヤーは時に自分の勝利が阻まれると、ゲームのシステムやバグに責任転嫁をしてしまい、それが事実とは異なる声として広まってしまうことがあるという。DICE側は実際のプレイデータから取得したデータを見られるため、その声が事実とは異なるということが分かるが、一般ユーザーにはそれが分からないため、主観的な意見がメーカーに改善を求るネットユーザーの大きな声となることもあるという。

 とはいえ、ユーザーからの意見が真実ではないとしても不満を持つユーザーが存在することは事実である。オンラインゲームを運営するに当たってはそのような声にどう対処するかがキモになるのだろう。

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