『秘密』第7話 チソンVSペ・スビン、逃れられないゲームの始まり 視聴率1位で独走

2013年10月19日 00:26

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“持つ者”チソンと“野望を抱く男”ペ・スビンが激しく対立し、息をのむ緊張感が炸裂した。

“持つ者”チソンと“野望を抱く男”ペ・スビンが激しく対立し、息をのむ緊張感が炸裂した。[写真拡大]

 “持つ者”チソンと“野望を抱く男”ペ・スビンが激しく対立し、息をのむ緊張感が炸裂した。緊張感が最高潮に達した『秘密』第7話は、視聴率が全国基準15.1%で先日の第6話より0.5%アップして自社最高視聴率を再び更新し、1位独走を証明した。

 16日放送の韓国KBS2TV水木ドラマ『秘密』(脚本:ユ・ボラ、チェ・チョルホ/演出:ペク・サンフン/制作:秘密文化産業会社、コンテンツK)第7話では、野望を抱くドフン(ペ・スビン)が検事を辞めてミンヒョク(チソン)の会社であるKグループに入る様子が描かれ、2人の本格的な対立を予告した。

 純愛で自身を守ろうとするユジョン(ファン・ジョンウム)と別れたドフンは、この日の放送では本格的に現実と妥協し、積極的な動きで視聴者を驚かせた。

 ドフンはミンヒョクの婚約者セヨン(イ・ダヒ)のギャラリーを訪れて少しずつ接近し、女性を紹介するというミンヒョクの前では「セヨンさんのような女性ならいい」とセヨンへの気持ちを表し、ミンヒョクを挑発した。

 このようなドフンの挑発にミンヒョクは持つ者の余裕を見せ、身の毛のよだつような“プレゼント”で応酬した。すでにユジョンとドフンが過去に恋人関係であったことを知っているミンヒョクは、ひき逃げ事件の担当検事だったドフンにプレッシャーを与え続け、彼を試しながら高度な心理戦を繰り広げた。

 ユジョンに執着する様子を見せたミンヒョクが、ユジョンを自身の周りにいるようにさせてドフンを挑発した。ミンヒョクは、偶然自身の家を訪ねたユジョンの手をしっかりとつなぎ、ドフンを見つけると「話がある」と余裕のある様子で、つないだ手を見せつけた。

 特に、放送の最後でミンヒョクは、自身の領域に入り込むドフンにKグループの弁護士になったことを祝いながら、ドフンとユジョンが一緒に写っている過去の写真をプレゼントとして渡し、恐怖に陥れた。

 ミンヒョクを通じて自身の限界を痛切に感じて権力への羨望と猜忌の念を表したドフンの毒気をはらんだ表情と、チソンの不気味な微笑みが重なりながらエンディングを迎え、これからのストーリー展開に期待感が高まっている。

 第7話の放送後、視聴者からは「今日はファン・ジョンウムとイ・ダヒではなく、2人の男の心理戦が目を引いた!」「ペ・スビンがあくどくて怖かった。でもチョトーカー(チョ・ミニョク + ストーカー)のチソンには勝てないようだ」「野望のある男と持つ者の対立。興味津々」「チソンが送った写真をペ・スビンが見るシーンが、鳥肌が立つ。俺はお前の過去を知っている~」などの反響が寄せられた。

 なお、『秘密』は視聴率1位を獲得した。視聴率調査会社ニールセンコリアの発表によると、『秘密』第7話は全国基準15.1%の視聴率であり、同時間帯で1位を記録した。自社最高視聴率を初回以降毎回更新して視聴率の急上昇を続けている『秘密』の勢いがどこまで続くのか、注目されている。

 ブラックホールのような吸引力で正統派メロドラマのパワーを示している『秘密』は、愛する恋人を殺した女と恋に堕ちるという激しいラブストーリー。チソン、ファン・ジョンウム、ペ・スビン、イ・ダヒの出演で、17日夜10時より第8話が放送された。(翻訳:萩庭雅美)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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