KLab:SI事業とライセンス事業の売却によりゲーム事業に経営資源を集約、特別利益の発生で通期予想を上方修正

2013年10月11日 18:56

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 KLab(東1:3656)は11日、モバイルデバイス向けソリューションの提供などを手がけるアクロディア(東マ:3823)に対してSI事業部門を、ポイントカードやメール配信システムなどを提供するレピカ(本社:東京都港区)に対してライセンス事業部門を、それぞれ譲渡すると発表した。

 KLabグループでは、大規模システムのインテグレーションを行うSI事業、同社の技術やノウハウを製品化し、ソフトウェアパッケージやアプリケーションサービスとして提供するライセンス事業を行っていたが、注力事業をゲーム事業に転換を図っており、2013年12月期第3四半期までに売上全体の93%を占めるに至った。さらに、SI事業およびライセンス事業においても不採算案件からの撤退、案件単位での合理化を推進し、事業として一定の成熟を見ることができたことから、当該事業を売却し、経営資源をゲーム事業に集約する。SI事業の譲渡価額は3億5000万円、ライセンス事業の譲渡価額は2億5000万円になる見込み。

 これにともない特別利益を計上するため、2013年12月期のの通期連結業績予想を上方修正し、純損益を前回予想の9億円の赤字から3億2400万円の赤字に引き上げた。売上高、営業利益、経常利益については予想を据え置いた。【了】

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