JCB、国内でデビットカード事業に参入 2014年秋を目処に展開開始

2013年10月11日 17:02

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 ジェーシービー(JCB)は10日、国内でデビットカード事業に参入すると発表した。今回、千葉銀行と同事業について提携することで合意した。今後2014年秋を目処に、全世界のJCB加盟店で利用可能なデビットカードの展開を開始する予定。

 今回JCBが金融機関を対象に提供を開始するデビットカードサービスは、JCBならではの機能・ノウハウを活かし、国内外のJCB加盟店で各行のデビットカードが利用できる環境を提供するだけでなく、各行の要望に応じて、入会・発券、利用情報照会、銀行システムへの中継などの業務処理や、ポイントスキーム、コールセンターなどをJCBが受託することにより、銀行のデビットカード発行に伴う業務・システムの負荷を軽減するもの。従来のクレジットカードに加えてデビットカードも一括で受託することにより、クレジットカードで展開している各金融機関の独自サービスをデビットカード会員にも同様に提供することが実現できる。

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