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ホンダ、メキシコで新トランスミッション工場を建設開始
ホンダは24日、同社のメキシコにおける生産販売会社であるホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ(以下HDM)が、グアナファト州セラヤ市に建設される新トランスミッション工場の着工を記念して、政府当局者、地元関係者およびHDM従業員出席のもと、くわ入れ式を行ったと発表した。新トランスミッション工場は、来年春に新型「フィット」生産開始予定のHDM新四輪車工場と同じ敷地内に建設される。
新トランスミッション工場は、2015年後半に年間生産能力35万基の規模で無段変速機(CVT)の生産を開始する予定で、初期投資は約4億7,000万ドル(約467億円)となる見込み。HDMは将来的に年間生産能力を70万基に倍増させる計画で、フル生産時の従業員の採用人数は1,500人に達する見込み。自社の四輪車工場への供給に加え、メキシコ国外のホンダ四輪車工場への供給も行う予定。
HDMは、約8億ドルを投じて建設した新四輪車工場と、CVT生産拠点を併設することで、メキシコ国内および北米地域での現地調達率を最大化し、高効率な生産体制を確立する。四輪車、エンジン、トランスミッション各工場のフル生産時のセラヤ市におけるホンダの採用人数は約4,700人を予定している。
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