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オリンピック担当相に下村文科相が就任
下村博文文部科学大臣が2020年の東京オリンピックとパラリンピックの成功に向けた担当大臣に13日就任した。
下村大臣は「東京オリンピックとパラリンピックをひとつの大会をして捉え、世界のアスリートが集う最高のイベントにしたい」とし「政府のおいては多くの省庁にわたる多岐にわたる取り組みについて、担当大臣として政府全体の総合調整に戦略的に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
また下村大臣は「過去の事例をみると、1964年の東京オリンピックと札幌オリンピックのときに担当大臣が置かれたということだが、いずれも招致決定から相当後になって担当大臣が決まったということなので、今回のように招致決定で、即、大臣を置いたということの意味は、安倍総理から、2020年を単に五輪開催の年とするのでなく、日本再生の起爆剤として位置づけ、明治維新、終戦に続く、第3の社会変革期としてオールジャパンの視点からハード、ソフトの面を含め新しい日本の創造に向けて取り組む意思でもあると受け止めている」とした。
「これから幅広く関係省庁に2020年を目標にどんな取り組みをするかということを聞きながら、オールジャパン体制をとっていきたい」と語った。
また、文化・芸術立国として世界にアピールすること、グローバルな人材育成へ、受け入れも含め、留学生を倍増させる。世界最先端の科学技術を世界の人たちに打ち出せるようにしたい、などを語った。東北地区の復興を世界中の人たちに見に行って頂ける様に」とも抱負を語った。
菅義偉官房長官は下村担当大臣に対して、大会の円滑な準備に資するため、各府省庁の取組を一元的に把握し、政府全体の総合調整を行う役割に期待した。(編集担当:森高龍二)
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