積水ハウス:今中間期の純利益99%増、通期最終66%増に引き上げ、市場では上方修正を好材料視

2013年9月5日 19:00

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【9月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 積水ハウス(東:1928)が5日に発表した2014年1月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比99%増の340億円だった。戸建、賃貸の各住宅事業が好調だったほか、リフォームやマンションなど、全セグメントで増益を達成した。とりわけ分譲住宅事業は前年同期比4.2倍の大幅増となった。

 売上高は同12%増の8452億円、営業利益は同67%増の556億円、経常利益は同68%増の576億円だった。

 また、中間配当予想を修正し、前回予想の1株あたり18円を20円に引き上げた。期末配当予想の23円と合わせた年間配当は、前期より7円増配の43円になる見込み。

 売上高を同1兆7400億円から同13%増の1兆8150億円に、営業利益を同1100億円から同51%増の1300億円に、経常利益を同1110億円から同45%増の1335億円に、純利益を前回予想の630億円から前期比66%増の770億円に引き上げた。市場関係者の間では、配当の引き上げと上方修正について好材料視する声も多く、6日の株価の動きが注目される。【了】

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