ホンダ、新型フィットを発売 HVモデルは国内最高の低燃費36.4km/L

2013年9月5日 13:07

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「フィット ハイブリッド」(画像:ホンダ)

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  • 「フィット」(画像:ホンダ)
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 ホンダは5日、コンパクトカー「フィット」「フィット ハイブリッド」をフルモデルチェンジし、9月6日に発売すると発表した。価格は、ガソリン車が126万5,000円(税込)からで、ハイブリッドモデルは163万5,000円(税込)から。

 3代目となる今回の新型フィットは、世界のコンパクトカーのベンチマークにふさわしいクルマを目指して開発された。コンパクトカーの概念を刷新した初代フィットの設計思想を継承しながらもパワートレインと車体を完全新設計し、居住性、燃費性能、デザイン、走りのすべてを格段に進化させた。

 ハイブリッド車は、シンプルな1モーターシステムでありながらEV発進を可能にした新ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-DCD」を搭載。走行状況に応じて、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3つの走行モードの中から最も効率の良いモードを自動的に選択して走行することで、36.4km/L(JC08モード)という国内最高の低燃費と、全域においてレスポンスの良い走りを実現した。

 また、1.3Lのガソリン車は、低燃費運転と高出力運転を両立した新開発エンジンを採用したことで、従来のハイブリッド車に匹敵するクラストップレベルである26.0km/L(JC08モード)の低燃費を実現。さらに、1.5Lのガソリン車は、ホンダ独自の直噴技術によって圧倒的なハイパワーを達成し、力強い走りと爽快なドライビングフィールを実現した。

 プラットフォームは、コンパクトカーに革新をもたらしたホンダ独創のパッケージ技術である「センタータンクレイアウト」をさらに進化させ、コンパクトクラスの想像を超える圧倒的な室内空間を確保しながらも大幅な軽量化を実現。ホンダらしいFUNな走りと低燃費に貢献している。

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