シャープ、インドネシアの白物家電工場が稼動開始 洗濯機や冷蔵庫を生産

2013年9月4日 18:41

印刷

カラワン工場(写真:シャープ)

カラワン工場(写真:シャープ)[写真拡大]

 シャープは4日、インドネシア・カラワン県に白物家電を生産する新工場を建設し、今月から稼動を開始したと発表した。洗濯機の生産からスタートし、10月に冷蔵庫の生産を開始する。

 インドネシア市場は国内消費が順調に伸長しており、今後も引き続き家電製品の需要拡大が見込まれている。カラワン工場の稼動により、生産能力を冷蔵庫は現状の約2倍、洗濯機は約2.5倍に増強し、旺盛な需要に応じて安定した供給体制の構築を図る。

 シャープは今年5月に発表した中期経営計画において、アセアンを最重点地域とした海外事業の拡大を重点施策の一つに掲げている。今回のカラワン工場の稼働により、アセアン地域での事業拡大を加速させていく。

関連記事