『主君の太陽』ソ・ジソプ、第1話で“ロマコメキング”に完ぺき変身

2013年8月10日 11:33

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ドラマ『主君の太陽』主演のソ・ジソプが完ぺきな大変身を遂げ、第1話で新たな”ロマコメキング”の登場となった。写真= 51K

ドラマ『主君の太陽』主演のソ・ジソプが完ぺきな大変身を遂げ、第1話で新たな”ロマコメキング”の登場となった。写真= 51K[写真拡大]

 ドラマ『主君の太陽』主演のソ・ジソプが完ぺきな大変身を遂げ、第1話で新たな”ロマコメキング”の登場となった。

 ソ・ジソプは今月7日放送開始したSBSドラマ 『主君の太陽』(脚本:ホン・ジョンウン&ホン・ミラン、演出:ジン・ヒョク/製作:ボンファクトリー)で、すらりとした背丈の端正な容貌を持ちながらケチで冷たい性格の、複合ショッピングモール“キングダム”社長チュ・ジュンウォン役で新たな演技を披露した。

 ソ・ジソプは金銭面に関しては全く隙がなく自分勝手な性格の財閥の御曹司だが、コン・ヒョジン演じるヒロインの突然のラブアタックにはあっさり武装解除されてしまう姿をさらけ出し、世の女性たちの心を揺さぶった。

 雨が降りしきる陰気な夜、車の中に飛び込んだコン・ヒョジンに向かって、見苦しい姿だとでも言うようにシニカルな表情を見せ、サービスエリアで1人座り焼酎を飲むコン・ヒョジンを“おかしな女”と言い捨てて逃げ去る一方、チン・イハン演じるサッカースターに会うために走りだしたコン・ヒョジンの髪をつかんで引き止める姿などは、これまでのソ・ジソプからは見られなかった新鮮な魅力を発散したという評価だ。

 今回、ソ・ジソプが撮影カメラの後ろで新たな演技変身のために努力している姿を撮影した映像が視線を集めている。

 徹底した台本研究はもちろんのこと、細かい部分までモニタリングし、新たにチャレンジする演技を練り上げて行こうとするソ・ジソプの情熱があふれている。

 特に、忙しい撮影スケジュールをこなしながら、しばしば自分の演技をチェックするソ・ジソプの姿が撮影現場に活気を与えている。短い休憩時間も返上して撮影したシーンをきめ細かく検討しながら、キャラクターをしっかり把握しようと努めているようだ。

 また片時も台本を放さず感情シーンをチェックするかと思えば、撮影前まで絶えずセリフを練習するという真剣な姿も見られる。さらにジン・ヒョク監督とともに台本を見ながら深く議論を交わし、短いシーンの小さな部分にまで息を吹き込もうと隙間ない演技を見せている。

 製作会社ボンファクトリー関係者は「ソ・ジソプの責任感と情熱には誰も追いつけない。常に謙遜な態度を失わずに努力を続けるソ・ジソプに関係者一同が感動している」「これまでとはがらりと変わった姿を見せるために強い覚悟を固めているソ・ジソプに期待してほしい」とコメントしている。

 『主君の太陽』はケチで傲慢で自分勝手な男と、幽霊を見る能力を持つ泣き虫女の“幽霊慰労コンビプレー”を描いたロマンスコミックホラー。『僕の彼女は九尾狐』『最高の愛 恋はドゥグンドゥグン』の脚本を手がけたホン・ジョンウン&ホン・ミラン姉妹と『華麗なる遺産』『検査プリンセス』『シティハンター』を演出したジン・ヒョク監督、そしてソ・ジソプ&コン・ヒョジンという引く手あまたの俳優たちがタッグを組み、期待作と目されている。『君の声が聞こえる』後続として今月7日より放送が開始された。(翻訳:中島礼子)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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