『君の声が聞こえる』ユン・サンヒョン流チャ弁護士の名場面BEST5!

2013年8月3日 11:45

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SBSドラマ『君の声が聞こえる』で繊細な感情演技と“ギャップの魅力”を披露し、視聴者の心を掴んでいるユン・サンヒョン。写真=SBSドラマ『君の声が聞こえる』

SBSドラマ『君の声が聞こえる』で繊細な感情演技と“ギャップの魅力”を披露し、視聴者の心を掴んでいるユン・サンヒョン。写真=SBSドラマ『君の声が聞こえる』[写真拡大]

 SBSドラマ『君の声が聞こえる』で繊細な感情演技と“ギャップの魅力”を披露し、視聴者の心を掴んでいるユン・サンヒョン

 決して重たくも軽くもなかったユン・サンヒョン(チャ・グァヌ役)の演技は、ドラマ全体の軸となり、本作品を上半期最高のドラマとして評価されるのに十分な貢献をしたと言えるだろう。

 今回は、最終回を前に、キャラクターを立体的に作り上げ、役に息を吹き込んだユン・サンヒョンの名場面を見てみることにする。

◆ 天然男の標本、ダサいところも魅力的!コミカル演技で楽しさ百倍!-3話より

 八二分けに丸メガネ、ダサいファッションまで、チャ・グァヌに扮したユン・サンヒョンの初登場は、まさに新鮮な衝撃だった。しかし、彼はコミカルさも発揮し、その姿はドラマの中に自然に溶け込んだ。特に、両手に鉛筆を持ってヘソン(イ・ボヨン)の活躍を生き生きと伝えた姿は、純粋な“天然男”の一面を見せ視聴者の視線を引き寄せた。

◆ 女の変身は無罪、しかしチャ・グァヌの変身は有罪!罪名は女心不眠症誘発剤―6話より

 女の変身は無罪だ。しかしこの男の変身は世の女性の心を揺さぶったため有罪となる。想いを寄せるヘソンとのデートを前にメガネを外し、おしゃれなヘアスタイルとファッションで180度変身したグァヌの姿は、完璧な“ギャップの魅力”を感じさせ女性視聴者たちを虜にした。ヘソンに会いに行く時に見せた嬉しそうな微笑みは、絶対に忘れることのできないグァヌの表情のうちの一つだ。

◆ 迫力満点の“手の甲キス”、愛する女性の前で震えながらも男らしい告白!感情演技が光る!-7話より

 ハイファイブをしようとヘソンの手をいきなり掴んだグァヌは、そのまま手を裏返し手の甲にキスをした。そして、「付き合おう、僕たち」とドキドキの告白をした。

 この時グァヌの迫力のある姿は、多くの女性をときめかせ、特にヘソンを見つめる眼差しからは愛する女性の前でのリアルな緊張感が伝わって来て、ユン・サンヒョンの繊細な演技が光る瞬間だったと評価された。

◆ 熱い涙の演技に胸がジーン!―11話より

 ヘソンの母親の死に関わる裁判でミン・ジュングク(チョン・ウンイン)を弁護し無罪を立証したあと、時が過ぎジュングクの素行の悪さを知ったグァヌは、国選専担弁護士という職業に対する心の重荷を感じながら過ごさざるを得なくなった。

 その後、パク・スハ(イ・ジョンソク)の裁判をともに担当していたヘソンがジュングクの裁判でのグァヌは十分理解できると言っていたことを聞き、また、彼女が複雑な心情を告白しながら涙を流すと、申し訳なさと有難さから一緒に涙を流すグァヌだった。

 これまでグァヌの心を抑えつけていた様々な感情を吐き出すように流したこの時の涙は、見る者の胸をジーンとさせた。

◆ 火花散るカリスマ、大人の男の香りたっぷり!パク・スハに食らわせた一発!-15話

 ヘソンに対する自分の感情を隠したまま彼女をひたすら見守っていたグァヌは、ある日スハから「アンタもヘソンのことが好きなんだろ?それなのに何故オレを助けるんだ」と言われると、パンチを一発飛ばしながら「くだらないこと言ってないで、ヘソンがお前を選んだ理由をオレに見せてみろ!」と、火花散るカリスマを発散させた。このシーンは、グァヌの男らしい一面を見せつけるシーンとなった。

 このような“ユン・サンヒョン流チャ弁護士”の姿は、視聴者の心に当分の間残ることだろう。チャ弁護士の最後の姿は、1日夜10時に放送された『君の声が聞こえる』で確認することができる。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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