ホンダ、アジア市場向け新型MPVプロトタイプのスケッチを公開

　ホンダのインドネシアにおける四輪車生産販売合弁会社であるピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター（以下HPM）は18日、インドネシア・ジャカルタで今年9月19日から29日まで開催される「第21回インドネシア国際モーターショー」で初公開する新型MPV（多目的車）プロトタイプのスケッチを発表した。

　新型MPVは、インドネシア国内で最も販売台数の多いMPVカテゴリーにおいてホンダが開発した最初のモデルとなる。乗車定員7人分の室内空間を確保しながら斬新なデザインと高い安全性能を兼ね備えている。エンジンは1.5Lガソリンエンジンを搭載予定で、高い走行性能と低燃費を両立している。

　ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーターの内田知樹社長は、「この新型MPVは、インドネシア国内の道路環境やお客様のニーズに基づき、ホンダがインドネシアMPV市場向けに開発した最初のモデル。開発はインドネシアとタイの研究所で行い、2014年初頭に稼働するインドネシア・カラワン地区のHPM第二工場で生産する。同工場で生産する最初のモデルとなるこの新型MPVは、HPMにとって非常に重要な製品であると位置付けている」とコメントしている。