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《12日のドル・円は“こうなる”》:8月リスクに備え始める展開へ=フィスコ山下政比呂
記事提供元:フィスコ
*21:43JST 《12日のドル・円は“こうなる”》:8月リスクに備え始める展開へ=フィスコ山下政比呂
【予想した日時】7月11日21:40(ドル・円99.30円)【予想対象日】7月12日
ドル・円は、日米の金融政策の現状維持を確認したことで、8月のリスク、夏休みに備える展開を予想。
バーナンキFRB議長のハト派発言を受けて、2名のタカ派、プロッサー米フィラデルフィア地区連銀総裁、ブラード米セントルイス地区連銀総裁、1名のハト派、ウィリアム米サンフランシスコ地区連銀総裁の講演に要注目か。
7月の注目イベントは、17-18日のバーナンキFRB議長の議会証言、19-20日のG-20財務相・中央銀行総裁会議、30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)となる。
8月は、ロシアのデフォルト(債務不履行)(1998年)、米国サブプライム問題の発覚(2007年)、米国債格下げ(2011年)など、ネガティブ・サプライズが連想され、夏休みとなることで、ドル・円の買い持ちポジションの手仕舞いが予想される。
負のゴールド・フォーワードレート(GOFO)が警告するのは、ポルトガル、エジプト、中国発のリスクなのかもしれない。《MY》
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