【参院選後の市場展望 為替】自民大勝ならばドルは中長期的に125円レベルを目指す?

2013年7月2日 19:33

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記事提供元:フィスコ


*19:33JST 【参院選後の市場展望 為替】自民大勝ならばドルは中長期的に125円レベルを目指す?
7月21日の参院選挙では、自民党の優位が予想されている。日経平均株価の動向次第で自民党(安倍政権)の支持率は多少上下するとの見方があるが、現時点で野党勢力の結束力は強化されていない。日本維新の会の勢いは大幅に失せたが、自民・公明の2党でねじれ国会の解消に十分な議席数を獲得するものと予想される。


ドル・円相場については、参院選挙後も相場の景色は変わらず、ドルの先高観は維持されることになりそうだ。米国連邦準備理事会(FRB)の資産購入プログラムの縮小、停止の場合は、時期、減額金額に応じて、ドル高・円安水準が上方修正される。なお、クロス円レートはドル高・円安が進行した場合、やや円安方向に振れる可能性が高まる。

また、日米中銀のバランスシートからは、2013年末が105円、2014年末が115円、2015年末が125円の水準が予想されている。《MK》

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