関連記事
「“リコノミクスへの期待”に関する考察」
記事提供元:フィスコ
*16:56JST 「“リコノミクスへの期待”に関する考察」
“リコノミクス”とでもいうのだろうか。日経紙の報道によると、中国メディアでい
ま、「李克強経済学」という言葉が飛び交っているとのこと。この「李克強経済学」
というのは、「安倍経済学」を模したものとされており、この「安倍経済学」とは、
すなわち日本で言われている“アベノミクス”であり、それは、つまり「李克強経済
学」を日本語に訳すと、“リコノミクス”となるわけだ。
問題は中身だ。李克強首相は、北京大学経済学院で修士号・博士号を取得したとされ
ているが、学生当時、実は、共青団に属していた李氏を日本の政治家小沢一郎が書生
として招いていた時期があったのである。
当時は田中派の重鎮に位置していた小沢氏であったことから、李氏は書生として田中
角栄の日本列島改造論などを間近でみていた可能性もあるわけで、そうなった場合、
都市部と地方都市間の経済格差に着目した内需主導経済発展を目指すということも十
分に想定されうるわけだ。
なんといっても、李氏の大学時代の研究テーマが都市化だったのだから。
“リコノミクス”に期待したいところだ。《FA》
スポンサードリンク