トヨタ、トルコ工場で新型カローラのラインオフ式を実施

2013年7月1日 18:52

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 トヨタ自動車は1日、トルコにおける生産拠点Toyota Motor Manufacturing Turkey, Inc.(以下TMMT)が本日、同社サカリヤ工場にて新型カローラのラインオフ式を実施したと発表した。

 式典に参加したトヨタの内山田竹志会長は、「より洗練され高級感あふれるデザインとなった新型カローラは、トヨタが進める『もっといいクルマづくり』への新しいシンボルである。欧州カローラの母国となるサカリヤから、トルコの皆様とともに、カローラの新たな歴史を作って行きましょう」と語った。

 今回ラインオフした新型カローラは、上質なデザインに加え、快適性を追求した広い室内や、優れた走行性・安全性能を兼ね備えている。欧州諸国の他、北アフリカ・中東・中央アジアなどに輸出され、TMMTにおけるもう一つの生産車種「バーソ」を併せると、TMMTの輸出先は計50以上の国・地域に拡大することになる。

 今回の新型カローラ立ち上げに伴い、TMMTでは約1億5千万ユーロ(約190億円)の新規投資と、約900人の期間従業員の新規採用を行った。なお、TMMTでは、1994年から2006年までカローラの生産を行っていた。

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