『九家の書』、イ・スンギら出演者が選ぶ“最高の名場面”は!?

2013年6月26日 20:03

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『九家の書』に出演中のイ・スンギ、スジ、イ・ソンジェ、チョ・ソンハ、ユ・ヨンソク、イ・ユビが、それぞれ記憶に残る“最高の名場面”を公開した。

『九家の書』に出演中のイ・スンギ、スジ、イ・ソンジェ、チョ・ソンハ、ユ・ヨンソク、イ・ユビが、それぞれ記憶に残る“最高の名場面”を公開した。[写真拡大]

 『九家の書』に出演中のイ・スンギ、スジ、イ・ソンジェ、チョ・ソンハ、ユ・ヨンソク、イ・ユビが、それぞれ記憶に残る“最高の名場面”を公開した。

 MBC月火ドラマ『九家の書』(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル)は、現在全てのドラマの中で最も高い視聴率を記録しながら独走状態を続けている。最終回に向かってラストスパートをかけ始めた『九家の書』の出演者が選ぶ名場面とは、一体どの場面だろうか??

■イ・スンギ
イ・スンシンの前で泣きながら「人間になりたい!」と訴えたガンチ!

 イ・スンギは、独創的なキャラクター半人半獣チェ・ガンチの役を通じて真正性のある演技を披露し大絶賛を受けた。泣いて笑って、そして時にはとぼけたりと、様々な感情を自由自在に演じたイ・スンギは、「人間になりたい!」とイ・スンシン(ユ・ドングン)の前で涙したシーンを最高の名場面に挙げた。

 このシーンの撮影時、ユ・ドングンからアドバイスをもらったイ・スンギは、撮影が始まると涙を流しながらガンチの感情を繊細に表現した。ユ・ドングンもまた、イ・スンギを見ながら台本にはなかった涙を流し、よりリアルなシーンを完成させた。イ・スンギは、「胸の中から何か熱いものが込み上げて来た。このシーンは絶対に忘れられない」と明かした。

■スジ
桃の木の下でのガンチとの初めての出会い!

 スジは、桃の木の下にかかった三日月の夜ガンチと初めて出会ったシーンが一番記憶に残っていると明かした。スジは、「ガンチはヨウルを、ヨウルはガンチを互いに認知できなかったが、二人の運命が始まった場所なので忘れられない。撮影時の雰囲気もとても幻想的で美しかったのでなおさら忘れられないと思う」と語った。

■イ・ソンジェ
ガンチがほうきで机を真っ二つに壊したシーン!

 イ・ソンジェは、悪人チョ・グァンウン役で絶えず半人半獣チェ・ガンチと対立した。二人が対立した場面は数え切れないほど多かったが、イ・ソンジェは、ガンチが自分の目の前で、ほうきを使って机を真っ二つに切断してしまった場面を挙げた。

 百年客館を取り戻すというガンチの確約をより一層強くさせただけでなく、ガンチが最後までチョ・グァンウンと対立するきっかけになったからだそう。また、机が真っ二つに割れた時、実際にホコリが舞い落ちて来て、かなり驚いたからだとも付け加えた。

■チョ・ソンハ
徹夜の極剣修練!

 チョ・ソンハは、父ク・ウォルリョン(チェ・ジニョク)を殺さなければならないかもしれないガンチのため、自身の命をかけて繰り広げた“極剣修練”を最高の名場面に挙げた。このシーンのためチョ・ソンハは、昼夜を問わずアクションの練習に励み、翌朝まで撮影を続けたそう。

■ユ・ヨンソク
パク・テソの暗示を解いてやったガンチとの和解のシーン!

 ユ・ヨンソクは、ガンチが全身を殴られながらもテソに心からの信頼を伝え、遂に暗示が解かれたシーンを最高の名場面として選んだ。ドラマの序盤では、かけがえのない親友だったガンチとテソだったが、チョ・グァンウンの暗示にかかって以降、テソはガンチを刀で殺そうとした。

 ガンチはテソに殴られながらも正面衝突を試み、結局暗示を解いたガンチとテソは、涙を流しながら和解した。ユ・ヨンソクは、「撮影当時、どうすることもできないほど多くの涙を流したので、より忘れられないシーンとなった」と語った。

■イ・ユビ
美しい桜の木の下でのガンチとのキス!

 イ・ユビは、最高の名場面としてガンチとのキスを挙げた。このシーンは、パク・チョンジョがガンチに初めて気持ちを表現するシーンだった。イ・ユビは、「撮影当時、スタッフ全員が動員して桜の花びらを散らしたほど一生懸命作ったシーンだったので、長い間心に残ると思う」と語った。

 制作会社のパク・テヨン制作総括PDは、「出演者たちは、4カ月間、格別な“演技情熱”を持って最高の作品を作りあげようと努力してくれた。最終回まであと2話のみを残した状態だが、更に予測不能なストーリーが繰り広げられるので、是非見守って欲しい」と伝えた。

 なお、22話では、ガンチが、ヨウルとは結ばれることのない悲しい運命にあるということを知り、別れを告げるシーンが描かれた。自分のせいでヨウルが命を失うことになるかもしれないという予言を聞いたガンチは、彼女のために別れを選択、果たして二人の愛はどのような結末を迎えるのか、視聴者の関心はますます高まっている。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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