【銘柄フラッシュ】新規上場のリプロセルに資金集まりツガミやKLabも高い

2013年6月26日 12:21

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  26日前場は、上海株価指数が本日も下げて始まったと伝えられると様子見気分が強まり、朝方は反発した日産自動車 <7201> が前引けには1.5%安、同じくユニ・チャーム <8113> は0.2%安、コマツ <6301> は0.4%安など、中国景気敏感株が相次いで軟化。中で、材料株を個別に一本釣りするような物色は活発で、ツガミ <6101> はJPモルガン証券の投資判断を材料に6.5%高。KLab <3656> はマイクロソフト社との提携観測を引き続き材料視して5.1%高。

  本日、新規上場となったリプロセル <4978> (JQG)は買い気配を上げたまま売買成立せず、公開価格3200円に対し7割高の5440円の気配。ヒトiPS細胞やヒトES細胞による細胞培養液などの試薬開発と臨床検査事業などを行なうバイオテクノロジー企業。

  これに資金が向かったためか、6月11日にに新規上場のペプチドリーム <4587> (東マ)は一時ストップ安の後も27.8%安、ユーグレナ <2931> (東マ)は16.0%安などとバイオ株が総じて安くなり、東証マザーズ指数は8.9%安の大幅下落。

  東証1部の値上がり率1位は、上場投信を除くとツガミ <6101> の6.5%高となり、2位はサイボウズ <4776> の6.1%高となりクラウド事業への期待が言われて戻り高値、3位はKLab <3656> の5.1%高だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】新規上場のリプロセルはiPS細胞の本命株人気で買い気配値をアップ(2013/06/26)
【株式評論家の視点】マルゼンは好業績見直しへ、7月5日の決算発表が焦点に(2013/06/26)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事