【銘柄フラッシュ】精養軒が急伸し上場2日目のペプチドリームも売買成立

2013年6月12日 12:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  12日前場は、NY市場で一時1ドル95円台となったため、トヨタ自動車 <7203> は3.2%安、ソニー <6758> は3.0%安など、輸出関連株は軒並み軟調。また、日銀の金融政策が昨日の昼頃に現状維持と伝えられた余波も残るようで、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は3.6%安など、メガバンクや消費者金融株が軟調。三井不動産 <8801> も4.5%安など、大手不動産株も軒並み軟調。半面、材料株物色は活発で、医薬品のネット販売が伝えられたアスクル <2678> は6.0%高の戻り高値、ビッグデータ活用などが言われてITbook <3742> (東マ)は14.1%高、新規上場株の好調に刺激されたとされてラクオリア創薬 <4579> (JQG)は22.2%ストップ高。

  上場2日目のペプチドリーム <4587> (東マ)は12日の10時09分に7900円で売買が成立し初値を形成。公開価格2500円の約3.2倍。その後は本日のストップ高になる9400円まで上げた。特殊なペプチドを用いて新薬を開発する創薬ベンチャー。今期予想1株利益は12円28銭。

  東京電力 <9501> は反発となり3.6%高。円高による燃料安期待などから電力株が堅調。また上野動物園のパンダ「シンシン」に出産の可能性が伝えられ、東天紅 <8181> は7.3%高、精養軒 <9734> (JQS)は13.7%高。

  東証1部の値上がり率1位は新日本科学 <295> の16.1%高となりiPS細胞関連で仕手化しやすいとされ手急伸、2位はピクセラ <6731> の15.9%高となり中国の通信大手、華為技術に関連とかで急伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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