ガリバー、東南アジアで中古車事業展開へ 来年2月にタイで30店舗オープン

2013年6月7日 11:21

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 ガリバーインターナショナルは7日、中長期の経営戦略として、東南アジア地域を中心とした海外において中古車事業を展開していくと発表した。

 2014年2月にタイ国内に30店舗オープンするのを皮切りに、2015年度末までにタイ国内で300店舗を展開。また、2017年度を目処にASEAN加盟国全体で800店舗展開していく。2017年度末には、日本国内800店舗計画と合わせて、日本国内・ASEAN加盟国合計で1600店舗展開を予定している。

 まず初めに、タイにおいて中古車事業を展開するため、タイを代表する企業グループであるビリヤグループ傘下のV-Group Investment Holding Co., Ltd(ビリヤグループインベストメント)と、V-Gulliver Co., Ltd.(ビリヤガリバー)を設立する。同社ではフランチャイズ展開を中心に中古車事業を展開する。ガリバーの日本国内におけるフランチャイズ事業で培ったノウハウを生かし、スピード感のある事業展開を目指す。

 なお、ビリヤグループは、自動車事業おいてはシボレー、三菱、マツダの自動車ディーラーを19店舗展開しているのに加え、中古車事業、板金・修理事業など様々な事業展開を図っている。今回ガリバーは、タイにおいての知名度や自動車事業のノウハウを持つビリヤグループと連携を図ることで、タイでの早期の事業拡大を目指す。

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