『男が愛する時』第18話 揺れるシン・セギョンの心…身を挺してソン・スンホンの命を救う

2013年6月1日 21:21

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シン・セギョンが、命がけでソン・スンホンを救った。

シン・セギョンが、命がけでソン・スンホンを救った。[写真拡大]

 シン・セギョンが、命がけでソン・スンホンを救った。

 30日に放送されたMBC水木ドラマ『男が愛する時』(脚本:キム・イニョン、演出:キム・サンホ)の第18話では、テサン(ソン・スンホン)の工事現場を訪れたミド(シン・セギョン)が、落ちてくる建築資材の下敷きになろうとしたテサンを命がけで救う姿が描かれ視線を引いた。

 ミドはなぜ自分の命も顧みずテサンを救おうとしたのか。ミドの心境の変化の兆候は、この日の放送の至る所で捉えられた。

 出生の秘密が書かれたチャンヒ(キム・ソンオ)の手紙を持って、ジェヒ(ヨン・ウジン)を説得して欲しいとミドのもとを訪ねたテサンに、「あなたは私にとって特別な人だった。本気で愛したし、本気で憎みもした。私を助けてくれたけど、私を理解してくれなかった。まだ申し訳ない気持や名残惜しい気持ちが残っているから、単なる本屋に来たお客さんではないわ」と言うミド。

 そして「もうオレに申し訳ないと思う必要はないし、ジェヒと幸せになればいい。そうしたくてオレから去って行ったんじゃないか」と言って背を向けたテサンの後ろ姿をミドは切ない眼差しで見つめ続けた。

 また、ケータイを見ていて過去にテサンが送ってくれた写真を見つけたミドは、どこか寂しそうな表情を見せるのだった。さらに、テサンに対する復讐心をむき出しにするジェヒの心境をテサンに知らせたり、テサンが昔住んでいた町を訪れ彼の辛い過去を想像したりした。

 自分のことを殺したいほど熱く愛してくれた男、ハン・テサン。ミドの選択、そして二人の方向はどこに向かうのか。視聴者の好奇心はますます高まっている。

 あと2話のみを残した『男が愛する時』では、テサンに対して敵愾心を燃やすジェヒ、未だ目を覚ませないでいるチャンヒ、そしてテサンとロイ・チャン、ジェヒとチャン・ジミョン(ナム・ギョンウブ)にまつわる真実など、様々な疑問点がまだ明らかになっていない。果たしてどのような結末が待っているのか、視聴者の関心が集中している。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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