「若気の至り」が一生ついてまわる世の中

2013年5月28日 06:00

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 英Telegraph紙がスポンサーを務める文学祭Hay Festivalにて、GoogleのCEOであるEric Schmidt氏が、「若気の至りで犯してしまった過ちでもすべてオンライン上に記録が残ってしまうため、今の若い世代は忘れ去りたい過去からも逃れることができない」と話していた(本家/.Telegraph記事)。

 Schmidt氏によれば、これまでならば過ちを犯したティーン・エイジャーでもそうした過ちから学んで立派な大人に成長できる、またそうした過ちを忘却の中に葬ってくれる社会があったのだという。だが今の若者は若気の至りで犯してしまった過ちに一生つきまとわれることになり、この先の将来もそうした過去の出来事で判断されてしまいかねないとしている。「特に10代の頃にやってしまったことなど、人生のなかには、存在しない方が良いというようなこともある」とのこと。

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