【銘柄フラッシュ】ITbookやセキュアヴェイルが急伸し山崎製パンなども高い

2013年5月24日 16:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  24日後場は、日経平均の先物を巡って大口の売買が交錯した模様で、ファナック <6954> は14時にかけて4%近く下げたものの大引けは0.4%高。ソフトバンク <9984> も5%近く下げたものの大引けは1.3%高。トヨタ自動車 <7203> は7%近く下げ、終値は1.0%安。一方、三菱地所 <8802> は1.9%高など、不動産株が総じて高く、ハウス食品 <2810> の2.3%高、山崎製パン <2212> の7.0%高など、食品株も総じて堅調。売買代金トップは東京電力 <9501> となり反発9.9%高。

  ボーイング787を最多保有するANAホールディングス <9202> は4.0%高、日本航空 <9201> は2.3%高、バッテリーのGSユアサコーポレーション <6674> は1.9%高、内装のジャムコ <7408> (東2)は0.4%高。

  マイナンバー法案(社会保障や税の共通番号制度)が本日成立する運びになったと伝えられ、官公庁向けシステムに実績あるITbook <3742> (東マ)が22.1%ストップ高、セキュりティのセキュアヴェイル <3042> (JQG)は24.2%ストップ高、ラック <3857> (JQS)は2.2%高。新興市場は個人投資家の信用取引に評価損発生が言われながらも材料株が強く、コスモ・バイオ <3386> (JQS)は18.0%高。ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> (JQS)は大引け再び16.1%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位はフルキャストホールディングス <4848> の18.7%ストップ高となりアルバイト・パートの時給上昇と伝えられて材料視され、本日大引け後に株式分割と単元株制度の導入を発表、2位はネクスト <2120> の18.1%ストップ高となりいちよし経研の投資判断引き上げがいわれて急反発、3位は八千代銀行 <8409> の13.7%高となり長期金利の上昇は預貸利ザヤ好転との見方で急反発となり地銀株が軒並み高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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