米マイクロソフト、新型家庭用ゲーム機「Xbox One」を発表　年内に発売

　米マイクロソフトは21日（米国現地時間）、同社本社にて、次世代の新型家庭用ゲーム機「Xbox One」を発表した。「Xbox One」は、ゲーム、テレビ、映画、音楽、スポーツ、Skypeのすべてを楽しむことができるオールインワンのゲーム&エンターテイメントシステム。

　ゲーム、テレビ、エンターテイメントに特化した最先端の「Xbox」システムを作るため、マイクロソフトは最新のゲームオペレーティングシステムを開発し、それに最適なエンターテイメントプラットフォームを融合させ、テレビ視聴とゲームプレイにおける入力切替の必要をなくした。8コア×86プロセッサと50億個以上のトランジスタの搭載でタイムラグやロード時間をなくし、ゲームとエンターテイメントを瞬時に切り替え、ゲームと同時であってもパフォーマンスを損なわずにアプリのホストを稼働させることを可能にした。

　「Xbox One」の本体は滑らかかつモダンであり、どのような内装にも似合うデザインとなっている。本体は縦横比16：9で形成され、高速Blu-rayディスクドライブのために最適化された水平型。深く、濃密なブラックカラーでコーティングされており、面取りされた角が特徴的。

　全く新しく再設計された革命的な1080p Kinectセンサーは、より正確で反応が良く、より直観的になっている。その比類なきビジョン、モーション、ボイステクノロジーにより、より広い視野角や各種精度が大幅に向上し、これまでになくゲームやエンターテイメントに入り込める。ほぼすべての照明環境に対応しており、手首のわずかな動きなどでも正確に動きを感知する。また、最先端の雑音遮断技術を採用しており、騒がしい部屋でも声を聞き分ける。

　最高クラスのXboxコントローラーも、40以上の技術革新および設計革新で刷新された。最新の方向パッド、左右スティック、また、手になじむその形がユーザーをXbox独特の世界に没頭させ、振動する新しいインパルストリガーにより正確性と操作性が格段に進化した。「Xbox One」のコントローラーは新しいKinectと連携するように設計されており、この2つが自動的にペアリングすることでプレイヤーをスムーズに同期する。

　なお、「Xbox One」は今年後半に世界各地で発売される予定。「Xbox One」のさらなる詳細やタイトルラインナップについては、6月に開催されるE3イベントで発表される予定。