NTT東日本、診療所向け電子カルテサービスを提供開始

2013年5月17日 17:28

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 NTT東日本は16日、診療所向け電子カルテサービス「Bizひかりクラウド Future Clinic 21ワープ」を7月1日より提供開始すると発表した。

 同サービスはペンを用いたアイコン操作と手書き入力による簡単操作で利用できる電子カルテサービス。また、電子カルテ情報はネットワークを介してデータセンターに設置したクラウドサーバーにバックアップとして保管されるため、災害時等のBCPとして利用できる。

 同サービスはサーバーのハードウェアおよび電子カルテアプリケーションソフトを購入する必要がないため初期導入費用が抑えられ、電子カルテを手軽に導入することができる。

 電子カルテを導入する医療機関は、大規模病院(400床以上)において69.6%に達する一方で、診療所においては「操作性」や「導入コスト」が障壁となり約23.8%と未だ大規模病院に比べて低いのが現状。NTT東日本は課題となっている「操作性」と「導入コスト」に注目し、簡単かつスピーディに操作でき、初期導入コストを抑えて手軽に導入しやすい診療所向け電子カルテサービスを提供することにより、電子カルテ化の促進に貢献していく。

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