『九家の書』イ・スンギ、死刑の危機にユ・ドングンと運命の再会!

2013年5月1日 18:24

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MBCドラマ『九家の書』で、イ・スンギとユ・ドングンが運命の出会いを果たし、感動の名場面を演出した。

MBCドラマ『九家の書』で、イ・スンギとユ・ドングンが運命の出会いを果たし、感動の名場面を演出した。[写真拡大]

 MBCドラマ『九家の書』(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル、キム・ジョンヒョン)で、イ・スンギとユ・ドングンが運命の出会いを果たし、感動の名場面を演出した。

 29日に放送された同ドラマの第7話では、視聴率19.3%(ニールセンコリア、首都圏基準)を記録、自己最高視聴率を再び更新した。これは、前回の第6話より1%上昇した数値で、同時間帯視聴率では依然として1位をキープしている。

 この日の放送では、死刑の危機に陥ったチェ・ガンチ(イ・スンギ)と突然現れたイ・スンシン(ユ・ドングン)の意味深な出会いが描かれ視聴者の視線を捉えた。また、イ・スンシンは、ガンチが半人半獣だということを知っていながらも、ガンチを助けようとするのは一体どういうことなのか、視聴者の関心が集中した。

 ガンチは、ソジョン法師(キム・ヒウォン)から自分が神獣と人間の間に生まれた半人半獣だという事実を聞かされ思い悩んだ。自分が人間ではないという現実を、どうしても受け入れられなかったのだ。ガンチは結局「全て殺してやる~!」と叫びながら月光の庭をあとにした。

 しかし、ガンチがヨウルの護衛武士コン(ソンジュン)と対決を繰り広げる中、ソジョン法師が再び現れ、ガンチの腕に数珠を付けてやった。ソジョン法師が「これが切れたらお前はもう二度とチェ・ガンチに戻ることはできない」と言ったかと思うといつの間にかガンチの姿は再び人間の姿に戻っていた。

 しかし、タム・ピョンジュン(チョ・ソンハ)は、ガンチを再び牢屋に閉じ込め、ガンチは縄で縛られたまま再び取り調べを受けることになった。チョ・グァンウン(イ・ソンジェ)が、自分の手下になれば命は助けてやると言ったが、ガンチはそれを拒否する。更に腹を立てたチョ・グァンウンは、ガンチに死刑を言い渡す。

 危機に瀕したガンチが数珠を引きぬこうとしたその瞬間、「待て」という言葉と共にイ・スンシンが登場したのだ。イ・スンシンは、チョ・グァンウンをはじめとする大勢の人々の前で「私の部下がここに捕まっているとの話を聞いてやって来ました。名前はチェ・ガンチ。元気だったか、ガンチ?お前を連れに来たぞ」とカリスマ性あふれる眼差しでガンチを眺めた。

 イ・スンシンの登場に周りは一瞬シーンとなった。果たして、イ・スンシンが半人半獣のガンチを迎えにきた理由とは!?また、イ・スンシンとガンチはどのような関係なのか、視聴者の関心をますます高めた。

 この日のシーンでイ・スンギは、半人半獣であることに思い悩むチェ・ガンチの姿を完璧に演じ、視聴者から好評を集めた。神獣の本能のほうが大きくなり苦痛の中で絶叫したかと思えば、人間ではないという事実を知らされ元に戻してくれと嗚咽したり、また悪の化身チョ・グァンウンの前では悪を成敗する痛快な姿を見せたりと、お茶の間を圧倒したのだ。

 視聴者たちは、「どんどん面白くなって聞くドラマ!」また、期待に応えてくれるドラマ!」「遂にユ・ドングン登場!」「面白過ぎてあっという間にエンディングを迎えてしまった!」「イ・スンギの演技、最高!すごく難しいキャラクターのはずなのに、完璧に演じてる!」「ユ・ドングンが現れてくれて、何だか安心した。スンギ!きっと人間に戻れるはず!頑張って!」などと熱い反応を示した。

 なお、第7話では、“百年客館”の夫人ユン氏(キム・ヒジョン)が凄絶な最後を遂げる姿が描かれ視聴者を悲しませた。

 パク・ムソル(オム・ヒョソブ)の死後、“百年客館”の主となったチョ・グァンウン(イ・ソンジェ)に対し、ユン氏は「主という肩書は奪えても全てを所有することはできない!」と怒りを表した。そしてグァンウンから突き付けられた剣で自分を刺し自決した。

 謀反罪の濡れ衣を着せられ死んでいったパク・ムソルに続きユン氏まで不本意な死を遂げ、パク・テソ(ユ・ヨンソク)とパク・チョンジョ(イ・ユビ)に切迫した試練を予告し視聴者の好奇心を刺激した。

 『九家の書』は、毎週月火曜日の夜10時に放送中。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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